「ここにちょっとだけフックが欲しい…でも壁に穴は開けたくない」――そんな時、100円ショップで見つけた「貼ってはがせるフック」が気になったことはありませんか?
今回はその使い勝手や注意点を、実際に使った感覚をもとに、ママ友やご家族にも共有できるようなやさしいトーンでご紹介します。おうちの収納をちょっと快適にしたい方、ぜひ参考にしてみてください。
この商品を選んだ理由(どこで買った?何のために?)
100均で見かけたきっかけ
最近、100円ショップの収納グッズが充実していて、ちょっとした買い物のついでに「こんな商品もあるんだ」と驚くことがありますよね。そんな中で目に入ったのが「貼ってはがせるフック」。透明なデザインでシンプル、しかも“壁を傷つけない”と書いてあるのが魅力的でした。
特に、子どもがいる家庭だと「壁に穴を開けたくない」「ちょっとした小物を掛けたい」と思うことが多いので、「これ、意外と便利かも?」と手に取ったのがきっかけです。
どの売り場で購入したか
このフックは、ダイソーやセリア、キャンドゥなど、どの100均にもある定番商品です。私は近所のセリアで購入しました。収納グッズやDIY用品のコーナーに並んでいて、サイズや耐荷重、デザインも何種類かありました。
透明なタイプや白色、ちょっとおしゃれな木目調まであって、インテリアに合わせて選べるのが嬉しいポイントです。
他のフックとの違い
一般的なフックは、ネジや画鋲で固定するタイプが多く、どうしても壁に穴を開ける必要があります。でも、この「貼ってはがせるフック」は、粘着シールでピタッと貼るだけ。工具不要で、誰でも手軽に取り付けられるのが大きな違いです。
また、使い終わったらはがすだけなので、賃貸物件や子ども部屋など「一時的に使いたい場所」にもぴったりです。
使ってみようと思った理由
わが家の場合、「ちょっとバッグを掛けたい」「キッチンにミトンを吊るしたい」「洗面所で子どもの歯ブラシホルダーを掛けたい」など、細かい収納ニーズが多かったんです。とはいえ、棚を増やすほどでもないし、穴を開けるのはちょっと気が引ける…。
そんな時に、「貼ってはがせる」なら気軽に試せると思い、まずは1セット買って試してみようと決めました。
購入時の注意ポイント
購入時に気をつけたのは、耐荷重と設置できる場所の確認です。裏面には「耐荷重1kgまで」や「凹凸のある面には不向き」といった注意書きがあるので、使用前にしっかり読んでおくと安心です。
私は、まずキッチンと玄関で軽いもの(タオルや鍵)を吊るすために使う予定だったので、「耐荷重0.5kg〜1kg」のタイプを選びました。
実際の使い方と設置手順
フックの種類(透明タイプ・耐荷重など)
100均の貼ってはがせるフックにはさまざまな種類がありますが、私が選んだのは「透明タイプ・耐荷重1kg・シンプルな丸型」のもの。透明タイプは壁に馴染みやすく、目立たないのが特徴です。
他にも、粘着部分がジェル状で繰り返し使えるタイプや、防水加工されたバスルーム用もあります。設置場所によって、適したタイプを選ぶことが大切です。
設置前に準備すること
貼り付ける前には、壁面をキレイに拭くことがとても大事です。ホコリや油分、水分があると粘着力が弱くなってしまい、すぐに剥がれてしまう原因になります。
私は、アルコールを染み込ませたウエットティッシュで壁を拭いたあと、乾いた布でしっかり水気を取ってから取り付けました。簡単なひと手間ですが、これだけで持ちが全然違います。
取り付ける場所の選び方
フックを貼る場所としておすすめなのは、以下のような平らでツルツルした素材の壁面です。
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タイル
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ガラス
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鏡
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冷蔵庫の側面
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ツルツルしたプラスチック
逆に、ザラザラした壁紙や凹凸のある木目面には不向きです。私も最初、壁紙の上に貼ってみたところ、数日後にポロッと落ちてしまいました。
正しい貼り付け手順
貼り方はとても簡単で、以下のステップで行いました。
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壁面のホコリ・汚れを拭き取る
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粘着シートの保護フィルムを剥がす
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フックを壁に貼り付け、しっかり30秒ほど押し付ける
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そのまま数時間(理想は24時間)置いてから物を吊るす
貼った直後に重い物を掛けると落ちやすいので、しっかり固定されるまで待つことが大切です。
はがすときのコツ
このフックは「はがせる」のもポイントです。無理に引っ張ると壁を傷めてしまうので、端からゆっくり剥がすか、ドライヤーで温めると粘着力が弱まってキレイにはがれやすくなります。
私は試しにドライヤーを使ってみましたが、粘着面が柔らかくなってスルッとはがすことができました。壁紙への跡も残らず、安心して使えると感じました。
次は「良かった点:ここが便利だった」の章に進みます。
良かった点:ここが便利だった
穴を開けずに取り付けられる
このフックの最大の魅力はやはり「穴を開けなくていいこと」です。特に賃貸住宅では、壁に傷や穴をつけてしまうと退去時のトラブルになることもあります。そういった不安が一切なく、ペタッと貼るだけで設置できるのは、本当に助かります。
私自身、玄関に鍵を引っかける場所が欲しくて使ってみたのですが、画鋲やネジを使わずに設置できるというのは想像以上に気楽でした。「壁に穴を開けるほどじゃないけど、ちょっと収納したい」と感じている方にはぴったりだと思います。
壁を傷つけずに使える
もうひとつ嬉しい点は、はがした後に跡が残らないこと。普通の両面テープや強力粘着のフックだと、はがしたときに壁紙が破れたり、黒ずみが残ったりすることがあります。
このフックは、粘着力がありながらもやさしい仕様になっていて、使用後もキレイなまま。はがすときも、コツさえ押さえればすんなり取れるので、賃貸に住んでいる方や、模様替えが好きな方におすすめです。
何度も貼り直しができる
一部の商品では、粘着面が水洗いできて再利用可能なタイプもあり、これが想像以上に便利でした。洗って乾かすと粘着力が戻るという仕組みで、「位置を間違えた」「引っ越し先でも使いたい」といった場面でも使いまわせます。
私は洗面所のタイルに貼ったフックを別の場所に移動したことがあるのですが、水で軽く洗って乾かすだけで再び使えました。1個100円でこの性能は、やっぱりコスパが良いと感じました。
透明でインテリアになじむ
透明タイプのフックは、どんな部屋にも自然に溶け込むのが嬉しいところ。特に白い壁や明るめのインテリアでは、目立たずスッキリした印象になります。
子ども部屋や洗面所など、見た目をあまりごちゃつかせたくない場所に使っても違和感がありません。インテリアを邪魔しないというのは、地味ですが意外と大切なポイントです。
コスパ抜群でまとめ買いにも最適
100円で2個セットになっている商品も多く、コストパフォーマンスは非常に高いです。ちょっと試してみたい方や、家じゅうのあちこちに使いたい方には、まとめ買いしても損はありません。
収納場所を増やしたいけれど大げさな棚やラックはちょっと…というとき、100均の貼ってはがせるフックは“ちょうどいい存在”。こうした「必要なところにだけ、必要なだけ」増やせるのが嬉しいですね。
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注意点:失敗しやすいポイントとコツ
凹凸のある壁には不向き
このタイプのフックは、ツルツルした平らな面専用という点に注意が必要です。たとえば壁紙(クロス)や凹凸のある塗装壁、木材のザラザラした部分などにはしっかり貼りつかない場合があります。
実際に、試しに子ども部屋の壁紙に貼ってみたところ、最初はくっついていたのに数日後には落ちてしまいました。やはり粘着面と壁の密着度が重要で、空気が入ったり、貼りつかない素材だと使いにくくなります。
もし、使いたい場所の素材が微妙な場合は、まず1つだけ試してみてから本格的に使うのがおすすめです。
重いものには使えない
商品によって耐荷重が異なりますが、一般的には0.5〜2kg程度までの軽量物に限られます。見た目がしっかりしていても、「重たいバッグ」や「調理器具」「洗剤のボトル」などを掛けると、突然落ちてしまうことも。
耐荷重をオーバーしてしまうと、フック本体だけでなく、貼っていた壁にも負担がかかります。落下によって中身が壊れたり、床を傷つけてしまう可能性もあるので、吊るすものの重さは事前に確認しておくようにしましょう。
時間が経つと落ちる可能性も
最初はしっかり貼れていても、数週間後に落ちるというケースも珍しくありません。とくに湿気やホコリ、気温の変化によって粘着力が弱まることがあります。
私の使っていたフックも、冬場はしっかり貼れていたのに、夏に入って湿度が高くなった途端、洗面所の壁からポトッと落ちてしまいました。これを防ぐには、定期的に粘着面をチェックする、貼り替えを前提に使うといった意識が大切です。
高温多湿の場所では粘着力が落ちる
キッチンや浴室など、水分や蒸気が多い場所では注意が必要です。たとえば、お風呂場に設置したフックが、シャワーの蒸気や温度差で剥がれてしまうことも。
対策としては、防水仕様のフックを選ぶ、できるだけ水に直接触れない位置に貼るといった工夫が効果的です。商品パッケージには「水」「浴室OK」などと表記されていることもあるので、設置場所に合わせて選びましょう。
はがすと跡が残る場合もある?
「貼ってはがせる」とはいっても、状況によっては跡が残るケースもあります。たとえば、長期間貼りっぱなしにしていた場合や、夏場の高温で粘着剤が変質してしまった場合などです。
また、無理に引っ張ってはがすと、壁紙を破ってしまう恐れもあります。先ほど紹介したように、ドライヤーで温めてからゆっくりはがすなど、正しい方法で丁寧に取り扱えば、跡が残るリスクは大幅に減らせます。
事前に説明書をしっかり読んで、注意点を理解したうえで使うことが大切ですね。
まとめ:こういう人におすすめ/買わないほうがいい人は?
軽い小物を吊るしたい人におすすめ
100均の「貼ってはがせるフック」は、ちょっとした小物を壁に掛けたい人にぴったりなアイテムです。たとえば…
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玄関に鍵を掛けたい
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キッチンでミトンや軽いツールを吊るしたい
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洗面所に歯ブラシスタンドを固定したい
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デスクまわりでイヤホンや充電ケーブルをまとめたい
このように**「ちょっと掛けたい」**ニーズにはとても便利。しかも取り付けも簡単で、壁を傷つけずに使えるので、賃貸に住んでいる方や、壁面収納を気軽に増やしたい方には特におすすめです。
賃貸で壁を傷つけたくない人向け
賃貸住宅に住んでいると、壁に穴を開けるのは避けたいところですよね。画鋲やネジを使っただけでも、退去時に修復費用がかかることがあります。
そんな中で、このフックは**「壁に穴を開けない」**という点が大きな強み。粘着力が強すぎず、はがしたあとに壁紙を傷つけにくい設計になっているため、安心して使えます。
「ここにちょっと掛けられたらな」と思ったときに気軽に使えるのが魅力です。
注意点を守れば長く使える
貼ってはがせるフックは、便利な反面、正しく使わないと落下や粘着力の低下といったトラブルが起きやすいのも事実です。
でも、以下のようなポイントを押さえておけば、長く使い続けることも可能です。
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凹凸のない場所に貼る
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貼る前に汚れや水気をしっかり拭き取る
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耐荷重を守る
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定期的に貼り替える
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はがすときはドライヤーを使うなど丁寧に扱う
日常使いの工夫次第で、便利さをしっかり活かせるアイテムになります。
「なんでも吊るしたい人」には不向き
一方で、「リュックを吊るしたい」「掃除機のヘッドを引っかけたい」といった重たい物を掛けたい人には不向きです。
このフックはあくまでも「軽量物用」。無理に重いものを吊るそうとすると、粘着部分が剥がれたり、フックごと落ちてしまうリスクがあります。
収納スペースをしっかり確保したいなら、別の方法(例えば突っ張り棒+フック、ネジ式の棚など)を検討するのがよさそうです。
買う前にチェックすべきポイント
最後に、購入前にチェックしておくと安心なポイントをまとめます。
チェック項目 | 理由 |
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耐荷重 | 想定している物が掛けられるか確認 |
設置場所の素材 | 凹凸や防水性の有無で粘着力が変わる |
サイズ | フック自体の大きさと吊るす物とのバランス |
再利用の可否 | 貼り替えを想定している場合は要チェック |
防水仕様 | キッチンや浴室で使用するなら重要 |
これらを意識して選べば、「思ってたのと違う…」という失敗を減らすことができます。
【さいごに】
100均で手軽に手に入る「貼ってはがせるフック」は、正しく使えば驚くほど便利な収納アイテムです。
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賃貸でも壁に穴を開けずに使える
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インテリアの邪魔にならないデザイン
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軽量の物ならしっかり固定できる
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貼り直しや取り外しも簡単
ただし、万能というわけではないので、使い方や設置場所に合わせて選ぶことが大切です。気になる方は、まずは1つ買って試してみるところから始めてみてはいかがでしょうか。